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岩屋寺 (愛知県南知多町) : ウィキペディア日本語版 | 岩屋寺 (愛知県南知多町)[いわやでら]
岩屋寺(いわやでら)は〔『全国寺院名鑑』(中部編)、p297。〕、愛知県知多郡南知多町にある寺院で尾張高野山宗の総本山である。山号は大悲山で、別名岩屋観音。本尊は千手観音菩薩。知多四国八十八箇所霊場第43番札所。 == 歴史 == 伝承によれば、霊亀元年(715年)元正天皇の勅願所として、行基菩薩によって創建されたとされ、かつては千眼光寺とも号したという。大同3年(808年)に弘法大師空海がこの寺の「奥之院」を開いたともされる。本堂はたびたび火災で焼失し、文化年間(1804年 - 1818年)に尾張藩主・徳川斉朝の依頼により、天台宗の密教僧である豪潮律師によって再興された。 寺所は「大本堂」、「中之院」、「奥之院」の三ヶ寺に加え、裏山の山頂にある空海の修行大師大仏と不動明王などの五仏の霊所からなる。裏山の大師ヶ嶽の参道には、豪潮律師が開眼したと伝える石仏群の八十八大師像と五百羅漢像があり、これにより地元には空海への大師信仰が興ったとされる。 昭和26年(1951年)には天台宗から独立して一派をなし、「尾張高野山宗」を称した。
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